サンディ・ラムのファンになる

  

 

 

20257月、管理人はサンディのファンになりました。

40年のキャリアがある彼女ですが、私は世界で一番新しいファンだと思っています()

きっかけは、マカオのイミグレに彼女のコンサートのポスターが貼ってあったことです。

名前だけは知っていたのですが、マカオで何かショーを観たいなと思っていたので、観てみることにしました。

まったくどういったものか、もっと言えば彼女がどういったアーティストなのか知らなかったのですが

ショーがなかなかコンセプチャルで俄然興味が湧きました。

 

このページでは、管理人のファンヒストリーを徒然と綴っていこうと思います。

 

 

 

2026617日 「Encore」再発

 

2002年のアルバム「EncoreUHQ CDで再発されたそうです。

最近ピクチャLPは出てますが、CDでの再発は初で、オリジナル盤は紙ジャケでしたが、今回は通常のプラケースだそう。

LPに引き続き、帯にはなぜか日本語が^^; いちお、LPの時よりはマシな日本語になってるようです。

現地の友人によると、615日発売だったそうですが、当日は大雨で翌日行ったら価格が2倍になってたとか^^;

フェイウォンやレスリーチャンらの旧作と同時に再発されたのですが、サンディのだけ即完売状態。

香港は新品の価格を小売側が自由に設定できるらしくて、在庫が少なくなってくると値段を吊り上げるそうです。

もともと約150HKD(約3,000円)で案内されてたようですが、泣く泣く300HKDで買ったんだとか。

私はもうコレクションはしないぞ!と思ってるのでスルーしましたが、リマスターされてるなら聴いてみたい。

2002年は世界中コンプぺったぺたのサウンドで、本作のオリジナルもそんな感じ。

良い感じに立体的になってるなら、聴いてみたいなぁ。。。

 

 

 

2026518日 「林憶蓮 香港演唱會 《迴響Resonance 2.0 HONGKONG EXCLUSIVE

 

サンディは25年こそ大規模大陸ツアーを行いましたが、18年以降はちょっとセミリタイア感ある感じで、

香港好きの私としては、香港で彼女のコンサートを観たかったなぁ、、とちょっと遅れた感がありました。

そしたら、ツアー終了後サンディのベテランファンEさんが「今までの例から言うと絶対、特別な香港公演があるはず!」と仰っていたので、

♪一天、一天 ってな気分で期待半分に待っていたら3月、本当に香港公演の予定が発表されました!

517日、18日の2日間、会場は旧・啓徳空港跡地にオープンしたばかり、5万人収容の啓徳主場館(カイタック・スタジアム)。

チケットは2日ともEさんに手配していただき、感謝感謝です。

 

5月、1週間ほど前のりして、リモートワークしつつ、空き時間はレコード屋を廻りました。

香港では大型店はCD Warehouseというチェーンを除き、HMVやタワレコなどはすべて撤退しています。

このCD Warehouse、新界の方も含め全店廻りましたね()

Re:Workz」のLP、「Encore」のピクチャLP、そして「野花」のピクチャLPGET

Re:Workz」「Encore」はどの店にもあったのですが、「野花」のピクチャー盤は1店舗にしかありませんでした。

これ、2012年発売(型番:NCLP-0501PD)なので、ぎりぎり残っていたのか、発売元のNew Century社が小出しにしてるのか・・・?

ピクチャ盤はS/Nが悪い(無音時にゴーっと大きな音がする)のですが、見た目が良いですよね。アイテムとして良い!

でもS/Nが悪いのでやはり黒盤か45回転のカラー盤が欲しいですね(でもどちらも2万円近くして高い!)。

33回転の黒盤(NCLP0501, 2010年発売)は多くの店にありましたが、45回転カラー盤BOX(GR1001, 2024年発売)

もうどこの店にもありませんでした。中古屋で見ましたが999HKD(2万円)でした。

また、昨秋出た「City Rhythm3部作の復刻LP3枚セット3,000HKD(6万円!)で売ってました。

もともと1500HKD(1万円)くらいで売り出してたので、酷い値上げですが、どうも香港では新品も含めレコード価格を自由に設定できるよう。

ここ何年かは中古だから安いということもなく、とにかく発売時に買うのが一番安いようです。

あとは「灰色」のオリジナルLPを再現した紙ジャケCD、「0」の平装版CD(平装版もなかなか丁寧な作りです)

音源が配信されていない、倫永亮さんと港樂とのコラボコンサートのDVDも買いましたし、

LIVE07」のDVDをプレゼントしてもらったり、モノをあつめないと言いつついろいろ抱えて帰国することになりました^^;

 

コンサートのあった週末、予報は雨だったのですが、香港の天気予報の雨は、実際は降ったり止んだり、時折晴れたりで、

この2日間もそこまでひどい雨にはなりませんでした。傘を持っていきませんでしたが、立ち往生することは無かったです。

会場のカイタックスタジアム付近はサンディののぼりが立ったり、巨大LEDに広告が出たり、サンディ祭りって感じ。

そして会場にチケットを取って頂いたEさんのお友達が沢山訪れていて、さながら同窓会状態なんですよね。本当に久しぶりに会う方もおられたり。

サンディは40周年ですから、みんなサンディと共に云十年ここで生きてきたんだなぁと思うと、ジーンとくるものがあります。

私は日本人で、サンディファンとしても新参ですが、長いことユーミンや中島みゆきさんのファンをやってるので感じる物があるんですよね。

また恐らくファンが有志で会場近くのスペースを借りて「エキシビジョン」という展示コーナーみたいなのを出されていました。

中にはサンディの昔の写真や、レコード、雑誌、チケット半券などが展示されていました。

壁紙なんかも「野花」のデザインになっていたりファンがこれするってすごいですね!しかも無料。

 

香港はいちおーコンサートの撮影はNGのようですが、もうぜんぜんみんな気にしないって感じで、撮影しまくっています。

係員も止める気配すらない。まぁKPOPなんかと同じで、それ自体が、無料の宣伝にもなってるのでま、いいかみたいなところでしょうね。

いちお、NGらしいのでここには写真などは載せませんが、YoutubeにもBiliBiliにも沢山上がっています。

コンサート演出はしょっぱなの「breathe in... breathe out」で横たわるサンディが下から上がって来る台が、前年の大陸ツアー変わっており、

「おー!変わってる!!」と思いましたが、そんなどころではなく、全て広東語曲に差し変わっており(もともと広東語曲だった数曲を残して)

それに伴い衣装も映像も新しく作ったものに差し変わっていました!!!

でも全体の構成は変えず、つまりはもともと標準語曲でやってたものと同じ構成を広東語曲でやるという感じ。

彼女の両言語曲のレパートリーがいかに広いかを思い知らされましたね。

2曲目に「沉淪」が歌われたのですが、衣装も変わってるし、突然こんなマニアックな曲が歌われてびっくりでしたね。

良かったのは、2番目の過去に戻るようなパート。

大陸ツアーではむかーしの中国租界みたいな場所に戻っていましたが(時間が巻き戻って雪が空に舞い上がるシーンが美しかった!)、

今回は昔の香港に戻っていました。曲も初期の「點唱機」。そしてこのパートの終盤、名バラード「還有」〜「前塵」が歌われました。

昔の香港から現在の香港へ移り変わるような映像と共に歌われたのですが、

会場入り前にEさんたちの再会シーン見てるから思わす泣けてきましたね。無いはずの私が過ごした90年代の香港の想い出が蘇るような()

サンディは香港でデビューした歌手ですが、キャリアの半分くらいは台湾ベースの活動で、

香港ファンにとっても彼女自身にとっても香港でやるとか、香港ベースの広東語作品が出るってことは、ちょっと特別なものがあると思うんですよね。

単純に嬉しいとかではなく、複雑な想いってのがあるんじゃないかと思います。

初日終盤の「微涼」「破曉」でサンディがワーッと泣き出したの印象的でした。

そして2日目だけの特別アンコールで80年代後半〜90年代前半のダンスチューンメドレーがほぼ当時のアレンジで歌われたのですが、

凄い盛り上がりでした。当時の追体験が出来たようで、私もうれしかったです。サンディがかつてインタビューで

「香港のファンがあの頃のダンス・チューンがとても好きなのは、それが彼ら自身の成長の象徴でもあるからだと思います。

あの頃の香港の勢いの良さ、何て言ったらいいのか、今まで経験したことのないような時代でした」って仰っているのですが、

私がこんなにノスタルジーを感じたくらいですから、Eさんたちの感動は凄まじかっただろうなと思います。

とても満足な2日間でした。チケット代は2日で約6万円とすさまじかったですが^^;ここに来れてよかったです。

なんせ、昨年ファンになったくらいの遅れたファンなので、大きな出費にはなりますが、ここに来ないなんてありえないと思ってました。

サンディ、2026年に香港公演をやってくれてありがとう!!遅くファンになりましたが間にあって良かった。

そして、チケットの手配から、アテンドまでしてくださったEさんには本当に感謝です!!!

 

今回はちょっと街外れの手ごろな値段のホテルに泊まったのですが、

夜景がなかなか素晴らしくて、長い時間ボーっと見入ってました。

夜中の大通りに深夜バスが走っていくのを見てたりするのが良いんですよね。

香港の夜景を見ていると、ここに住めたらいいのになぁと思うと同時に、

なんだかここに生まれなくてよかったなぁとも思えてきます。

100階を超える沢山の窓明かりが灯るレジデンスが乱立していて、

それが奥にずっと何層にも続いている。

それは美しいのですが、そこの小さな小さな窓灯りに汲々と人が住んでいるというのは、

何か物悲しいような、意地らしいような、なんとも切ない気持ちにもなるんですよね。

ここで産まれて育った方にはもっともっと深い想いがあると思いますので、

所詮エトランゼの私の勝手な夜耽けという感じですね^^;

 

 

 

202621日 広東語作品と標準語作品 

 

サンディのアルバムをAppleMusicで見てると、広東語作品と標準語作品がごちゃっと並んでいます。

この両者を聴くにあたって、どれがどっちだって整理しつつ、

ごの両言語について、いろいろな背景を知るとなかなか面白いんですよね。

 

中国語には会話が通じないレベルのいくつかの異なる言語があるのですが、この2言語が2大メジャーという感じ。

でも2大メジャーと言っても、標準語話者が10億人いるとしたら、広東語話者は広東省周辺の1億人未満というくらい差があります。

この2言語、文法はほぼ同じようですが、発音が全く違いますし、使う語彙も違います。

曲においては発音が違うぶん、聴感の印象も結構違います。

広東語曲と標準語曲も前者は割と丸めの跳ねた音が小刻みに歌われており、

後者はシャとかジュとか子音を多く含む音が伸びやかに歌われてる感じです。

発音のほか、語彙も違うので、広東語曲を標準語版にするときも、

単純に広東語の歌詞を標準語読みにして歌うのではなく、

標準語の歌詞を丸ごと新たに制作するというパターンが多いようです。

サンディの場合は、全体のテーマは同じですが、ストーリーは違うみたいな工夫があって面白い。

また、オケの方もアレンジが同じでもわざわざミックスをやり直してるパターンも見られて、

ただの副産物という感じがしないのが良いですね。

 

音楽市場を調べてみて知らなかったのは、サンディがデビューした80年代後半は

広東語を中心とした香港の音楽市場と、標準語を中心とした台湾の音楽市場が全く別だったという事。

(ちなみに台湾では標準語の事を國語と呼ぶようです。)

英国の支配下にあった香港市場は戦後の中国のごたごたの影響を受けにくく、

映画やラジオを通じたエンタメ文化の充実が先行。

広東語圏の人口は少ないものの、80年代前半までは華系エンタメと言えば香港一強という感じだったようですね。

中国人は皆、広東語スターにあこがれてたみたいな時代があったようです。

一方の台湾市場は中共内乱の影響を受けた戦後を潜り抜け、80年代後半にやっと戒厳令解かれエンタメも開放、

もともと人口自体は香港の3倍以上あるので、一気に市場が発展し、歌手や作家、レコードをつくる体制も充実し、

いよいよ香港にとって代わる存在になろうとしていたようです。

また台湾市場は世界各地の華僑圏と、そしていずれ目覚める10億人規模の大陸市場への入り口にもなる、

そういった大きな可能性を秘めた場所だったようです。

 

一般に、広東語話者は標準語が話せず、標準語話者も広東語が話せないので、

歌手が両市場を行き来するのはなかなか難しく、それゆえ両者は独立した市場だったようですね。

サンディは90年に「愛上一個不回家的人」で台湾デビューを成功裏に納めますが、

このときも台湾市場的には「まともに國語が話せないような香港歌手がわざわざ台湾に来て歌わなくても良い」って雰囲気だったそう。

香港でセンセーショナルなヒットを飛ばし、時代を変えたと言っても過言でないサンディに対してもそんな感じだったようです。

サンディは台湾ではほとんど知られてなかったというのですから、両市場が如何に独立的だったかがわかります。

台湾のレコード会社・飛碟からは「1枚だったら作らせてやる」という感じで一番予算のないチームがあてがわれたようです。

ところがそこまで期待してなかった「愛上一個不回家的人」は60万枚(日本人口換算で350万枚)の大ヒット。

香港歌手の初の台湾での大ヒットだったそうで、香港からの台湾市場への風穴を完全に明けた存在になったそうです。

ヒットの理由は曲に恵まれたことはもちろんありますが、やはり言葉で、サンディがもともとある程度標準語を話せたことが大きいようです。

サンディの両親は上海からの移住者であるから上海語と標準語が話せたと当時の雑誌には書かれていますが、

普通、上海人は標準語を話せたとしても標準語ではなく上海語を話すと思うので、

やはりサンディ自身が台湾デビューに向けて相当標準語を訓練されたのではないかと思います。

当時、華人としてのアイデンティティを強く意識したディック・リーと出会われて、

サンディ自身も歴史的に分断された中華圏を繋ぐ歌手でありたいという想いが強まっていたからこそ、努力されたのではないかと思うのです。

 

 

 

 

2026128日 「前塵」にうっとり 

 

サンディも、ディック・リーも2005年頃ユーミンがやっていた「Friend of Love the Earth」というプロジェクトに参加していたので、

名前は知っていたのですが曲は聴いたことは無くて、もちろんこの二人がこの頃組んでいたとは知りませんでした。

この「前塵」って曲は「パラダイス・イン・マイ・ハート」というカタカナ名で日本はシングルが切られているのですが、

めちゃめちゃ良い曲でハマりまって聞いていました。

「前の塵」って言葉を調べてみるとちょっと面白くて、中国語では「塵」って言葉を色んなものを象徴する言葉として使うようで、

幽かな物とか、儚いものとか、過去の想い出とか、・・・中国でももう普段は使わない古語っぽい言葉のようですが、

どうやら昔の儚い記憶の事、でも触れたらわっと舞い上がるような記憶のことのようです。

 

ディック・リー氏。彼独特のむかーしの中国感ある懐かしいメロディで、

でも、ダイレクトに懐かしい、知ってる懐かしさというよりは、何か導かれるようにして想い出される「なぜか懐かしい」みたいな

ニュアンスがよく出てるメロディなんですよね。パッと聴くと朴訥とした感じなんですけど、奥からグッとくる懐かしさがある。

 

詞も良くて、しかも標準語版と広東語版で共通したテーマなのに詞が違っていてそこがまた面白い!

ちょっとAIチャットを元にした訳詞を並べてみるとこんな感じ。

 

「前塵」 標準語版(都市心」収録)意訳

原詞周禮茂張方露

日本語訳は管理人による

 

曲がりくねった小さな小川が ひとつの思い出を流している

深く心の底に埋められたままの記憶 そして私はまたここへ戻ってきた

 

あなたに声をかけるにも、もう遅く

あなたを抱きしめて泣くにも、もう遅くて

悲しいのか嬉しいのか分からず

涙を拭うことさえ、もう遅い

 

まだ“あの時の私”ではなく まだ“あの時のあなた”でもなく

まだここにいるわけでもなく

泣いている私でもなく 夢中になっているあなたでもなく

まだあの日の二人はここにいない

もうすっかり遠いはずなのに でもとても懐かしい

それはあなただから、あなたがずっと離れずにいたから

 

あの都会の混雑を 今日だけはやっと忘れられるけど

悲しみも喜びもあった過去は どれも忘れることはできない

 

あなたを羨むにも、もう遅く どうしてあなただけあの日のままかと羨むにも遅くて

でもたぶん、ただ“たぶん”だけれども 明日なら一緒に戻れるかもしれない

 

まだ“あの時の私”ではなく まだ“あの時のあなた”でもなく

まだここにいるわけでもなく 

泣いている私でもなく 夢中になっているあなたでもなく

まだあの日の二人はここにいない

もうすっかり遠いはずなのに でもとても懐かしい

それはあなただから、あなたがずっと離れずにいたから

 

さよならを言うにも遅く さよならを言えばあなたが傷つくのが怖くて

過ぎたものは過ぎたままだけれど 心には永遠に刻まれている

 

まだ“あの時の私”ではなく まだ“あの時のあなた”でもなく

まだここにいるわけでもなく

泣いている私でもなく 夢中になっているあなたでもなく

まだあの日の二人はここにいない

もうすっかり遠いはずなのに でもとても懐かしい

それはあなただから あなたがずっと離れずにいたから

 

どうか忘れないで

いつか いつか また会えるかもしれない

 

「前塵」 広東語版(都市觸覺 Part III」収録)意訳

原詞周禮茂

日本語訳は管理人による

 

そっとこの小さな道を眺めると 昔の気持ちがまたよみがえる

星を見て、海を見て、夜の波を見て 私が歩いた道をあなたも踏みしめている

 

あなたに「元気?」と、声もかけず

あなたを抱きしめている、挨拶もせず

色んな想いが行き来して

涙をこぼす 気づかぬうちに

 

かつてのあなた かつての私

かつて一緒に過ごしたあの日々、

記憶の中の笑うあなた、記憶の中の話すあなた、

泣き虫だった私

あの日の笑顔がまた私を訪ねてくる

今日あなたが、今日あなたが私を思い出してくれたから

 

軽く力を抜いた足取りで 都会の速度を忘れ

風のこと、花のこと、月のことを語りながら、忘れたはずの帰り道をまた思い出す

 

あなたを羨むこともせず どうしてあなただけあの日のままかと羨みもせず

もし未来が許すなら、あの道を一緒に振り返りたい

 

かつてのあなた かつての私

かつて一緒に過ごした日々

記憶の中で笑うあなた 記憶の中で話すあなた

泣き虫だった私

あの日の笑顔が、また私を訪ねてくる

いつかあなたが、いつかあなたが私を思い出してくれるなら

 

立ち止まり、別れも言えず あなたに知られたくなくて、別れも言えず

失ったものは失われたままだけど いつかまた心を分ちあいたい

 

かつてのあなた かつての私

かつて一緒に過ごした日々

記憶の中で笑うあなた 記憶の中で話すあなた、

泣き虫だった私

あの日の笑顔が また私を訪ねてくる

いつかあなたが いつかあなたが私を思い出してくれるなら

 

記憶の中で話すあなた 聞いている私

記憶の中で私はいつも間違えてしまう、だから願う

いつかまた

かつてのあなた かつての私が

かつてのように一緒にいられる日を

 

 

 

詞の解釈は様々ですし、更にそれをどう訳すかも様々ですが、私には標準語版は切ない再会、広東語版は嬉しい再会という感じがします。

両方の詞に「来不及」(広東語読み: レイバッカッ、標準語読み:ライブジー)という言葉が印象的に出てきます。

「間に合わない」という意味ですが、この「来不及」が持つニュアンスが両者で違う気がするんですよね。

標準語版は「間に合わない」・・・「もう今更、全てが遅すぎるけど、でもそうずにはいられない」という嬉しさとせつなさを感じます。

広東語版は「間に合わない」・・・「衝動的な気持ちに〇〇する間もなく、つい〇〇出来ず」という感じでしょうか。

上記訳の真ん中あたり「あなたを羨む」の一節、

実は材料として使っている単語は似ていますが、この「来不及」の違いが如実に出てる気がします。

標準語版: 要羨慕你也來不及 要羨慕你怎麼不會老去

広東語版: 來不及羨慕你多好 來不及羨慕怎麼你不老

前者は再会したあなたと、ずっと心の中に居た若き日のあなたが重なって、

あなただけが若いことを羨んでみても「もう遅いけど」みたいなニュアンス、

後者は若いままのあなたが重なるところは同じなんですが、

「そんなこと考える間もなく」再びあなたとの未来を考えていたみたいなニュアンスで

使われているように思います。

 

私はどちらも好きですが、「都市心」に入っている標準語版が詞もオケのミックスも好きで、

標準語版の詞の「まだ“あの時の私”ではなく まだ“あの時のあなた”でもなく」って言うところがとくに好きです。

懐かしい大切な人と再会して、わぁっとあの頃に戻りそうな自分を必死に抑えてる感じがいいんですよね。

気持ちは瞬間昔に戻ってるはずなのに、もう戻れない現実に必死に「待って、待って、」としてる感じがもう切ない!

中国語歌詞の同じ構造で表現していける、同じ構造を使う事で後ろのフレーズも更には前のフレーズにさえも意味を堆積してゆけるところが、

とても面白く、日本人としては羨ましい所でもあります。日本語でこれやると歌ったときにどうしてもわざとらしい感じになりますしね。

何度目かのサビの後、ゆったりと胡弓が入って二人がぐーっと過去に戻っていく感じのアレンジも素晴らしい!

この過去が二人の若い頃にも思えるし、もっと前の前世のような感じもします。これ聴くと「前塵」というニュアンスが分かる気がします。

この素晴らしい編曲は倫永亮さん、胡弓入れたいってのはサンディ自身のアイディアだそうです。

 

 

 

 

20261月  

 

よし!今年はサンディイヤーにするぞ!!

ということでWebサイトを始めることにしました。

 

サンディのアルバムを全作品聴くことにしたのですが、いかんせん多いのと、広東語/標準語のような日本にないフォーマットもあって、把握がしにくい。

私は標準語が少しわかる程度で、広東語は全くダメなので、やはりなかなか聴くだけでは記憶に残りにくいんですよね。

それに長いことアルバムアーティストであるユーミンのファンをやってるので(Webもやってます)、

アルバムのコンセプトや制作背景も知ったうえで、なんというか立体的にアルバムを捉えたいんですよね。

2026年現在ですが、サンディは残念ながら日本ではあまり知名度はなく、日本語の情報が少ない。

そこで、アルバムを聴きながら、中国語の資料を漁りつつ、自らこのサイトを始めることにしました。

 

調べながらわかったのは、やはりただ歌の上手いだけではない、なかなかコンセプチュアルに真摯に作品を創り出しているアーティストだという事ですね!

 

 

 

 

2025126日 「林憶蓮 《迴響 Resonance 2025 巡迴演唱會」福州站

 

7月にマカオで見たショーですが、調べると、彼女は今年(2025年)、中国全土30都市でコンサートツアー中(261月に終了)、

これがすごくて、マカオを除いては全部スタジアムなんですよね。下記、ツアー日程です。

(収容人数はCopilotの情報。中国版Wilipediaから拾ったようです。

スタンド席数だと思いますが、実際は1/3はステージ裏になるので、収容人数x2/3 + アリーナ1万人くらいが動員人数かなと思います。)

 

日付

都市名

会場名

収容人数

2025/02/22

深圳

深圳灣體育中心「春繭」體育場

60,000

2025/03/01

廈門

廈門體育中心體育場

32,000

2025/03/08

南寧

廣西體育中心體育場

60,000

2025/03/22

昆明

新亞洲體育城星耀體育場

40,000

2025/04/05

武漢

五環體育中心體育場

30,000

2025/04/12

廣州

廣州大學城體育中心體育場

30,000

2025/04/19

常州

常州奧體中心體育場

38,000

2025/05/02

南昌

南昌國際體育中心體育場

50,000

2025/05/10

杭州

黃龍體育中心體育場

52,000

2025/05/17

成都

東安湖體育公園主體育場

40,000

2025/05/24

北京

工人體育場

66,000

2025/05/31

太原

山西體育中心體育場

62,000

2025/06/21

汕頭

汕頭體育中心體育場

45,000

2025/07/05

上海

上海體育場

56,000

2025/07/12

南京

南京奧體中心體育場

61,000

2025/07/19

2025/07/25

2025/07/26

2025/07/27

澳門

威尼斯人綜藝館

15,000

2025/08/02

長春

長春經濟技術開發區體育場

30,000

2025/08/09

青島

青島體育中心國信體育場

45,000

2025/09/13

天津

天津奧林匹克中心體育場

54,000

2025/09/20

溫州

溫州奧林匹克體育中心體育場

50,000

2025/10/02

佛山

世紀蓮體育中心體育場

36,000

2025/10/07

合肥

合肥體育中心體育場

60,000

2025/10/18

長沙

賀龍體育中心體育場

55,000

2025/10/25

蘇州

蘇州奧林匹克體育中心體育場

45,000

2025/11/01

鄭州

鄭州奧林匹克體育中心體育場

60,000

2025/11/08

西安

西安奧體中心體育場

60,000

2025/11/15

重慶

重慶市奧林匹克體育中心體育場

58,000

2025/11/22

湖州

湖州奧體中心體育場

30,000

2025/12/06

福州

福州海峽奧林匹克體育中心體育場

59,000

2025/12/31

2026/01/03

深圳

深圳灣體育中心「春繭」體育場

60,000

スタンド席を半分と見積もっても100万人以上動員してますね。

7月にマカオでアリーナ規模の公演を見たのですが、デビュー40年でなおスタジアムツアーやるってどんなやねん!?と思って、

どうしても中華圏のスタジアム公演やるアーティストとその観衆のパワーみたいなのを見たくなりました。

商圏柄しかたないですが、日本人アーティストではこんな規模のツアーする人はまだいないでしょうし。

最初は最終公演の深圳に行こうかと思ってたのですが、年末年始高いですし、物価も高いので、安めの福州にしました。

福州市は台湾のちょっと先あたりにあって、福建省の省都、ジャスミン茶が有名な街で、街中に茶館があります。

 

この時期に中国行くのはどうかな?とは思ったのですが、政治や報道はたいてい自国の国民に見せあってる、、

なんというか“プロレス”みたいなところもあると思うので、まぁ大丈夫だろうと。 

それに林憶蓮さんは香港人(ご両親は上海人だそう)なので中止になることはないでしょうし。

(と思ってたら「不可抗力」で福州行の直行便がキャンセル、、上海経由する羽目になりましたが。)

来てみると、やはり現地の方々は普通ですし、私にも普通に、

時に甲斐甲斐しく接してくださいました。

大陸側に来るのは8年ぶりですが、

別にあのころと変わらない中国という感じですね。

変わったと言えば、現金もクレカもあまり使えなくなってるところでしょうか。

ホテルでもクレカが通らなかったのは焦りましたが

(宿代は現地払いにしないほうがいいのかも)。

会場近くのホテルはコンサート客のために林憶蓮さんの曲流したり、

コンサート帰りの宿泊客のためにお菓子や軽食振舞ったりしていました。

会場はやはりクソデカいですね。福州海峽奧林匹克體育中心體育場という会場名で「奧林匹克」は「オリンピック」の当て字ですが、

08年の北京五輪とは関係なく、どうも世界大会が出来る基準で作った会場には「奧林匹克」と名付けるようですね。

中国は個人情報のチェックが厳しくて、入場にあたっては空港並みに身分証や顔写真の確認が行われます。

チケットの販売は数種のアプリに限られていて、これに登録された個人情報と電子チケット、本人の顔とを照合する感じ。

ただし、これらアプリは中国の電話番号が無いとアカウントを作れなくて、

じゃ外国人はどうするかというと、現地の人が代行で買って、その際に実際に入場する外国人のパスポート情報を登録、

当日はアプリに来る電子チケットのスクショとパスポートがあれば入れるという事で、私は現地の友人に「大麦」というアプリで買ってもらいました。

これ本当に入場できるかどうかがかなり心配で、特に気になってたのはこんなに厳しいのに外国人は「電子チケットのスクショ」でいいの?ってとこ。

しかもQRとか無くてただ私のパスポート情報が載ってるだけなんですよね。これは賭けでしたが、本当にスクショとパスポートだけで入れました。

実際は一度バイトちゃんに「これじゃ無理!」って言われたのですが、ブロークンな中国語でなんとかリーダー格の人に繋いでもらい、

その方の判断で入場OKということになりました。良かった良かった。

こういう運用統一されてないところが中国の鬱陶しさでもあり、たいてい食い下がれば何とかなるかもという余裕のあるところでもありますね。

(ちなみに、スクショ+パスポートは大麦が提示している正式な入場方法ですけどね。)

4,5万人入ってると思うのですが、入りも出もウソみたいにスムーズでしたね。

終演後、外で座席を知らせると10元でハードチケットに打印してくれるサービスをやってました。

公式かどうか怪しいのですが^^; いずれにせよ、電子チケット時代にナイス!なサービスですよね。

ちゃんとこのツアーのアートワーク使ってるのも良きでした。

 

コンサートは素晴らしかったですね。屋外ですが、天気も良かったし、月もキレイだった。

林憶蓮さんももう60歳近かったと思いますが、細いですし、今もなおめちゃめちゃ声出ますね。

MCで風邪ひいたって言われてたように思いますが、ちょっとハスキーなだけでもろともせずという感じでした。

セットはマカオと同じですが、円形の巨大なLEDスクリーンとそれを囲むやはり巨大なドーナツ型の台がワイヤー吊りされていて、

それらがUFOのように上から降りてきたり、あるいは林憶蓮さんやダンサーを載せて下から上昇したりとかなり大がかり。

背面は全面LEDスクリーンですが、出はじめと違い今はかなり精細なので見ごたえありますね。

フィジカルな大道具も出てくるのですが、もうどれがフィジカルでどれが映像かわからないくらい上手く両者を使ってたと思います。

ムービングライトやレーザーもすごい数で、フリフラ棒も全席に用意されていました。

良かったのが会場で初めて聴いた「Lonely Shooting Star(寂寞流星群)」という曲。

中国はコンサートでも演劇でもTVでもだいたい字幕が出るので、何歌ってるかがぼんやり分かるのですが

この曲のサビの ♪他不再愛我(彼はもう私を愛していない) って歌詞とメロディーと歌声と

ついでにLEDスクリーンの映像がぴったりで、切なくなってしまいましたね。

20265月 公式Youtubeにファイナルの深圳公演の動画があがりました

 

あと感心したのは音響がとてもよかったこと。スタジアムライブってうるさいだけのボアボアした音出してるイメージでしたが、

低音のバスドラなんかの切れが良くて、ヴォーカルが前面に出ていて、腕の良い音響チームなんでしょうね。

よく「この会場は音が良い」とか言いますが、たぶんああいう大型のライブは機材持ち込んでやるので、

建築的条件がよっぽどどうしょうもない会場でない限りは、ほぼPAチームの腕で音の良さで決まると思います。

 

なんせ良いコンサートでした。

深圳行く代わりに福州にしたのですが、年明けの深圳最終公演も行きたくなってしまいました。

 

 

 

 

202510月 サンディのファンに会う

 

私はユーミンのアイテムを色々集めているのですが、幾つか香港盤などをカルーセルという香港のメルカリみたいなアプリで買いました。

香港カルーセルではなんと商品は手渡しが基本だそうで、出品者と現地で会うことになりました。

日本の常識で言うと、直接会うというのはなんかリスクありそうですが、

香港の友人に聞くと、「郵送の方がリスクあるでしょ?」「駅で会えば人目もあるから、怖いことは無いよ」って

なんとも香港の治安の良さを感じる答え^^;じゃ、会ってみるかという事で3名ほどお会いしましたが、

皆さん、普通の方で無事お金を渡し、商品を受取ることが出来ました。

その中のひとり、Eさんがサンディのデビュー時からの大ファンで、この後もLINEでいろいろ彼女の事を教えてもらい、

翌年の香港コンサートのチケットなども手配していただくことになります。

 

ちなみにこの時、CD WarehouseでいろいろサンディのLPを見たのですが、この時買っとけばよかったかなぁとあとあと思いました。

City Rythm I」のリマスターLPが発売されていました。

これもうちょっと早く出てたらオリジナル盤は買ってなかったかもなぁ。。。

通販屋さんのSNSなどで9月ごろから情報は出ていたのですが、

公式から何も出てなかったので、本当かフェイクかわからなかったんですよね。

普通、サンディさんの公式か、ワーナー香港が事前に情報出すと思うのですが、

香港はそういう習慣がないのか?

型番は5021732773876、カーボン入ってない透明レコードでした。価格は550HKD

低域はオリジナルよりスッキリした感じですが、さすが現代のLPという感じで、

内周曲が歪まないで着の良いLPでした。

モノを集めないつもりでいるのですが早くも同じLP2枚集まってしまいました。

どっちも1万円くらい。いやぁ。。。

でも同時に再発されたCity Rythm II, IIIも買っておけばよかったなぁ。。。他には、「0」のLPや「野花」の45回転LP BOXも見ましたが、

買っておけばよかったと思っています^^;

 

 

 

 

 

20259月 サンディのLPを買う

 

80年代後半〜90年代初頭のCDって諸事情で音がショボく、LPが段違いに良かったりします。

これはしばしば高音の問題として語られますが、私は逆に低域の問題だと思っていて、

なんせこの頃の作品はLPで聴くとなかなか立体的でリッチな低域を楽しむことが出来ます。

私が聴いていたのは当時のCDではなく、Amazon Musicの恐らくリマスター音源なので、そこそこ低音も良かったのですが、

なんか音がちょっとRchに寄ってるんですよね。

そんなこともあって、LPが欲しくなってしまったんですよね。。。

探してみたのですが、残念ながら日本盤は発売されておらず、地元・香港盤しかありません。

9月に香港へ行く機会があったので中古屋さんを廻りました。

・・・高い!

香港は90年代に入ってからもLPの発売があったようで、88年盤だからレアというわけでもないようですが、

もうベースの値段が高いんですよね。いろいろ探して、深水埗で450HKD(1万円)で入手しました。

これ香港では空前のヒット作のようですが、高いんですよね。まぁ円安のせいもあるけど・・・。

期待通りベースのブリブリ感がLPのほうが良く、他の音の分離も良く、配置も広い感じ。

ずっと配信版(のRch大きくした音源)を聴いてましたが、これからはLPを聴くでしょうね。

 

サンディは90年代に日本デビューもしていますがヒットには至らずで、日本での知名度は低いかもですが、

でもこの作品はシティポップの名盤の一つだと思いますし、リマスター日本盤LP出して欲しいですね。

88年盤はやはり内周曲が歪むのですが、今のデジタル駆使したカッティング技術だとほとんど歪ませないように作れるようですし。 

少し小さめサイズの歌詞カードには歌詞だけでなく「City rhythm has been...」的なことも書かれておりやはりコンセプトアルバム然としています。

 

こういう当時のLPを見ると、ここにも80年代があったんだなぁと当たり前ですが、しみじみとしてしまいます。

知らないはずの80年代後半の香港が懐かしく思うような不思議な気持ちになりますね。 

もうあんまり物は集めたくないのですが、、、イヤな予感がします()

 

 

 

 

20258月 CITY RHYTHM PART I

 

何かアルバムを聴かなきゃ、ということでAmazon Musicを漁ると、結構な数のアルバムがあります。

どれがどれかよくわかりませんが、最初に掴んだ1枚がすごく良かった!

City Rhythm Part.1」。

私は音楽の聴き始めが80年代後半で、このアルバムの打ち込みサウンドは何と言うかマザーミュージックなんですよね。

それで取っ掛かりがよかった!。出だしの「三更夜半!」には広東語独特のエグみを感じなかったわけではないのですが、

スタイリッシュで、何より80年代後半の香港の息づかいみたいなのを勝手に感じて、ある時代への憧れで聴き惚れた感じです。

また、この頃の香港の曲はカバーが多く、私はシンガーソングライターが好きだったので普通なら「オリジナル感」を感じないはずなんですが、

この作品はそういう理屈無しの「オリジナル感」を感じたんですよね。このサンディ・ラムって人のための音楽だという気がした。

そんなわけで、毎日このアルバムばかり聴いています。

まだ全作品聴こうとかは思ってないのですが、ひとまずコンセプチュアルな1枚に出会えた気がします!

 

 

 

 

2025727日  「林憶蓮 《迴響 Resonance 2025 巡迴演唱會」澳門站

 

この日、私はサンディのファンになりました。

彼女は85年デビューですから、40周年目の新しいファンです。

きっかけはマカオのバスのイミグレで彼女のベネチアンでのコンサートのポスターを見たことでした。

私はユーミンの強烈なファンで、彼女は2006年にユーミンと一緒にコンサートをしています。

そんなわけで名前だけは知っていたのですが、それ以外何も知らない状態。

マカオで何かショーを観たいなと思っていたので、彼女のコンサートとスタジオシティでのアーロンクォックのコンサートに行くことにしました。

 

正直、後ろの席しか取れず、どうせ1曲も知らないし、フーンみたいな高みの見物気分だったのですが、

サンディのコンサートは何やらコンセプチュアルで、俄然興味が湧きました。

このコンサートは実は1年かけて大陸の30都市にあるスタジアムを廻るかなり大規模なツアーでした。

この時は全く知らなかったのですが、マカオのみアリーナサイズ(スタジアムに比べると小規模な会場)のショーで、ある意味で贅沢な公演でした。